伊藤龍一のノート

ヴェネチアングラス | 伊藤龍一が日々思ったことを綴る日記です。


テーマ:出来事

ここ一週間、東京でホテル暮らしをしました。

そして愛知への帰りに、箱根に寄りました。
ヴェネチアングラス展があったからです。


箱根ガラスの森美術館

私の座右の経営の本に「ホテルヴェネチア」という素晴らしい“伝説のホテル”が登場します。
そのホテルは、常に訪れる人の感動を誘ってやみません。

サービス、料理、景色、ホテルマン達の心遣い、宿泊客を満足させる仕組みなどなど、どれを取っても、私にとって世界で最高のホテルです。

私は経営者として、いつもこのホテルの様にありたいと常々考えています。

ホテルの宿泊や外食、服の購入など、あらゆるサービスを利用するときは、そのお店のサービスの質を、いつもこの“幻のホテル”と比較してしまうのです。

「今のウェイトレスは、もっとこういう感じでお皿を出すといいのにな。」
「今のウェイターさんの気遣いは、とても素晴らしい!自分の事業にも活かせないだろうか。」

という具合に、ふと、サービスの質を吟味し、自分の事業を自戒するのです。


この様に、私の購買時の習慣をも形作り、私を魅了してやまない「ホテルヴェネチア」。

このホテルが実在するかは分かりません。
もし実在するのならば、数ヶ月間、この「ホテルヴェネチア」に泊まってみたい。

しかしながら、私が思い浮かべる「ホテルヴェネチア」は、“想像上の姿”でしかありません。

というわけで、「ホテルヴェネチア」のイメージをより具体的なものにすべく、この「ヴェネチアングラス展」に行ったのです。

一週間前に箱根に訪れるも、これを見に行けなかったので、再び箱根に訪れました。

結果、とても素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。


箱根ガラスの森美術館

美しい庭園。流れる川の音。

心地よい昼下がりの風と、太陽の温かさ。

箱根ガラスの森美術館

運よく座った、庭園内のカフェで一番の特等席からは、煌びやかに光るガラスの木々が目の前に広がり、やや上に目をやれば、一週間前にロープウェーで渡った大涌谷が望めます。


箱根ガラスの森美術館

大好物のスモークサーモンの味に酔いしれながら、暫しの静寂を楽しみました。

ヘッドホンをしていたのですが、それをはずした瞬間、それを待っていたかのように、絶妙のタイミングで本場イタリアのカンツォーネの歌い手が歌い始めました。

私が少なからず影響を受けた映画「ゴッドファーザー」の「愛のテーマ」を歌ってくれるではありませんか。
涙ものです。

その歌声の美しさは、
丁寧にスモークサーモンを味わう私の手を止めてしまうほど。

放心とも、没頭とも言えるような静止状態・精神状態で「愛のテーマ」を聞き入りました。

映画の主人公、マイケルがこの曲を聴きながら涙するシーンを思い出し、曲が終わるまで身動き一つできず、ガラスの光に目を奪われたまま、聞き入ってしまいました。


あり得ないほどの幸運と共に味わう、とても優雅なひと時でした。

ヴェネチアングラスの素晴らしさは凄かったです。
レース編みの様に美しい装飾の器や、貴族たちを魅了してきた、ヴェネチアングラスの最高峰のゴブレットに見入ってきました。




「海よ、我は汝と結婚せり。真に永遠に汝が我がものであるように。」


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自身の人生を顧みるために、起こったこと、思ったことを記録しています。

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